わからん屋にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
春ぶりにカナさんとご一緒させていただきました。
相変わらず「綺麗だな〜」と思いながら、
リハを見ていた。
私が先攻で、カバー3曲を含めた10曲でお送りしました。
今回は今まで聴いてくれたことがある方、
初めての方含めて、今の私の出せる力そのままを見ていただけて、よかった。
いつもステージに立つ人は前日からそわそわして、
ライブ前にはなんとかコンディション整えようとして
必死であることが多いと思います。
私はネガポジで緊張No.1の烙印を押されるほど
人前に出ることが苦手なので、練習の実力をだすことが
とっても難しいです。
でもそれはそうしなくてはいけないし、
それができてはじめて皆さんからのアドバイスが効いてきます。
今回、15%くらいのダメだしをいただきました。
ほめられるだけ、を100%とすると、ということで。
とてもありがたいのです。
しかしこれは、お客さんの100%ではなく、
あくまでアンケートをくれた人の100%。
だいたいはよくないとアンケート自体返ってこない。
だから、満足いかなくても意見を書いていただけるのは
ほんとにうれしい。
カナさんが後攻ということでじっくり聴くことができて
ほんとにうれしかった。昔の曲も新曲も聴けたし 、
10年ほど片想い中です。
が、これで良いのだと思います。
今回カナさんと告知メールやDMの話になりました。
今の実情としては私は基本メール、年賀の時は版画の
DMハガキをおくっています。
カナさんからはいつも手書きの一言を添えた
ハガキが送られてきます。
「メールが悪いとは全然思わないけど
インターネット好きじゃない」
という感じでした。
私もどちらかというとアナログ好きなので、
その気持ちが凄く分かってうんうん、と思ったし、
多分私がカナさんの音楽に心うたれたのもそういう部分
が曲に現れてたからだと思う。
でも私もメールするし、
メールで告知することが悪いとも思わない。
例えばコピー機が出た頃は
「手書きでない」ことに対して
「コピー機を使うなんて」という意見があったんじゃないかな。
同じように、今から10年経ったらインターネットではない
通信方法ができて、メールが古いものになっているかも。
でもそれを選択する人のこだわりが無駄とは思わないです。
「何にこだわるか」ではなく、
こだわること自体に意味があるような。
その人に違和感があることは、その人がそれまで生きてきた中で
大事にしてきたものと方向性が違うということで、
そこにこだわることで生まれるパワーというのがあると思います。
もうそれだけで。
占いを信じるとか、恋愛とか、
たとえただの思い込みだったとしても、
形のないものを信じる心というのは、
一般に流れる空気を越えてくる、
ある意味KYなものだけど、
それがないとほんとに人を感動させることは出来ないんじゃないかと。
長くなったけど、そんな感じで、
好い日となりました。
次は12月7日、
拾得の飛び入りで知り合った、
ブッキングライブ2回目の大物新人、
あやのちゃんとご一緒のスローハンドです。
声がとってもいいです。
ぜひ観に来て。
よろしくおねがいします。
フジコ