2016年9月13日火曜日

9月10日@わからん屋のこと

9月10日はわからん屋にて火取ゆきさんのツアーのブッキングの
トップバッターをつとめさせていただきました。

たくさんの方に観ていただき嬉しく思います。


自分的にはもう少しできたと悔やまれる気持ちは大きいけれど
普段より皆さんからの反応をいただけてうれしかったです。

お客さんからの反応は、
「音楽活動をしている」
と強く実感することそのものでもあります。

やはり、どれだけMCが短くても、
どれだけ陰鬱な、また攻撃的な歌を歌っていても
表現するということは
なまものを通して人にそれを伝えること、
コミュニケーションの一つなのだということだと思いますので
音楽をすることに付随するあれこれの事務的な作業が
多少おろそかになったとしても、
ライブの瞬間は、それがすべてなのだと思います。
見てくださる方とは常に一対一です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、そのようなことは置いておき、
当日はトップバッターということで、先輩方に上手く繋げるにはどうしたらいいかと
あれこれ考えつつも、結局はいつものように えいや!となってしまう。
久々のベイツさん、フテハリさん、火取さんのライブは完全にお客サンになって
客席からみてしまって、気がつけばあっという間に終わってしまっていた。

それぞれのライブはもちろん、イベント自体の一体感が、
今回のコーディネーターの山本佳名子さんをはじめとしてぐるりと一周し、
とてもあたたかい空間だった。


決して好調とは言えないながら必死で音楽に向かうベイツさん、
そんなベイツさんの名曲のサビを客席から手伝うカナさん、
ヒートアップして枠からはみ出すフテハリさん、
何度もこの機会に感謝ながらうれしいと言っていた火取さん。


通常のライブブッキングは思わぬ出会いがあって
それはそれでとても面白いのだけど、
今回のように誰かの想いで集められたイベントというのは
やはりライブ一連通しての一体感が生まれるのだな、と強く感じた。



最後に何度か火取さんに抱きしめられつつ、
抱きしめ返したその体は、
ぎゅっとすると折れそうなくらい華奢だった。






次のライブはスローハンド。






2016年9月8日木曜日

明後日のこと

明後日はいよいよ山本カナコpresents火取ゆきさんツアーinわからん屋

です。

私は1番目の出演の予定です。

ベイツさんも、フテハリさんも、火取さんも、
同じくらい久しぶりなので、
とても楽しみにしているとともに、
身が引き締まる思いです。


大事に演奏したい。

お待ちしていますよ。

2016年8月22日月曜日

ネガポジのこと

久々のネガポジライブ。
西院に移ってからは初めての出演。


美女に囲まれて。


なんだかはじめのうちはペースがつかめなくてゆらゆらしてしまった。
新曲は次にお預け。

それでもたくさんの人に最後まで聴いてもらえてうれしかった。
会場はあたたかかったな。

でも常日頃から会場のあたたかさに甘えてはいけないな、というのは感じるところ。
静かに聞いている人でもアンケートに感想を書いてもらえるのは本当に嬉しい。
たとえ否定的な意見でも。

だから書いてもらえるようなひっかかりのある演奏をしなくちゃね。




何年振りか、おそらく5、6年ぶりの野田なっちゃん。
相変わらず、いや、前にもまして楽しい子だった。


自分のことをびっくりするぐらい卑下していたけど、
私から見れば羨ましいとこだらけなのに。

彼女は絵の活動もしっかりしているし、尊敬してる。
彼女の作品もとても素敵だと思う。

開き直れば何も問題ないように思うけど…。

しばらく見ない間に女を上げていた。
でもあの親しみやすいところも彼女の大きな魅力の一つだから。




あやのちゃんも大好きなのだけど、
私の出番の前だったのでゆっくり見れず残念だった。
彼女の力まない、しっとりとした演奏が本当に大好きで
水彩画のような軽やかで、でも軽薄でないところ、
本当にすてき。



イソフラボンもすばらしかった。
CDを買ってきて聴いている。
I'll be with you
という曲が美しくて繰り返し聞いている。
あと2回でライブ休止ということで残念だな、と思うけど、
ぜひギターのメグさんに歌いながら弾き語りででも続けてほしいな、
って思う。

何だろう、あの透明感。




透明感。
今回は透明感のある女性ばかりに囲まれて、

ないものねだりかもしれない。
「心」「箱」そしてそれをつなぐ「力」。
絵も音楽も、自分の持っている武器と
心が一致しないと人のことをうらやんでばかりになっちゃう。

自分の「心」と「箱」をつなぐための「力」を手にいれる以外
方法はないとわかっているのだけど。



次回はまた全く違ったカラーをもった先輩方との共演。
またゆらゆらさせられるだろうな。




2016年8月14日日曜日

夜想を終えて

夜想を終えて、そのあと行きたかったわからん屋のライブの打ち上げに
ふらりと顔を出し、家についてほっこりしているいまです。


何度も訪れているハコなのに通り過ぎてしまった!
建物が改装されて綺麗になっていたのだもの。
あの看板が出ていない時間に発見するのは難しいです。


本日のセットリスト
1.捨て猫
2.列車の中
3.棕櫚の家
4.宙に降る雨
5.惑星
6.夜明けのカウンター

比較的前のスタンダードな選曲でした。
来週のネガポジは少なくとも半分くらい違う曲やりたいと思います。


さて、今日はサイケな日ということでバンドなどの前に出させていただきましたが
いいなあ、こういうの。

普段出させていただいているハコの対バンはほぼ弾き語りの方。
バンドライブ自体をがっつりやっているところは少ないのです。

だからそういうことができる夜想は貴重な存在。

今後もバンドの前とかに演らせてもらいたいな。

「あの看板」が出ている夜想。



終わってひとしきり挨拶を終えた後わからん屋へ。
9月10日の私の出演させて頂くイベント、
火取ゆきさんの遠征ライブの発起人、山本かなこさん出演だったので
挨拶に行ってきたのだ。


ほんとだったらこの日お客さんで見に行きたかったのです。
でもみんなでワイワイ話せて楽しかった。


やっぱりfacebookをやめたのは私にとっては大正解だった。


言いたいことは溜めて溜めてこうやってブログで書く方が気持ちいい。
直での触れ合いがうれしい。




来週のネガポジも楽しみだな。

チケット取り置き承りますよ。
よろしくお願いします。


2016年8月13日土曜日

本日は

本日夜想出演です。


サイケな日にねじ込んでいただいたようで、
いつもご一緒することのない方々との出演。

楽しみです。


出演:隣人(ex.らぐの)、cycle annie、長濱礼香(いかんせん花おこし)、フジコ


18:30オープンの、19:00スタート。

チャージ1500円+ドリンク代500円




よろしくお願いします。




フジコ

たまごの世界

facebookをやめてきました。

すっきりしている今日です。


さほど活用していた方ではないと思うけど、
なんというか、自分を吸い取られているところがあるというか。

きっと依存症になりやすいタチなんでしょう。
だからスマホそのものから少し距離を置こうと思い、
ブログに戻ろうと思っていま書き込んでいる。

同じネット上のことだけど、やっぱりブログとSNSは私にとっては違うみたい。


まあ、べつにだからどうというわけではないのですが、
良い方に作用して生身の動きが活発になれば良いな、と思うのです。




ぼちぼちこちらに書き込むつもり。
積極的にみにくるというよりは、暇つぶしや生存確認に
時々来ていただけるとうれしい。



よろしくです。

2016年7月18日月曜日

ジャンヌ・カルマン

ジャンヌ・カルマンという人をご存知でしょうか。

これまでに正式な記録として最も長生きした人

だそう。

彼女はなんと、
122歳まで生きたという。


大還暦120歳を超えたのは史上彼女しかいないそうな。


以前、理論上では人間の命の限界は120歳、と聞いたことがある。
そのとき、私はあっと思った。
私の持論(仮定)では、

この世界は円を描くように1周したら、もう一回別の円を描いて元に戻る

そんな法則があると勝手に思っている。
勝手に。
(この話は始めるとどんどん広がって妄想果てしないので
少しずつだしていければ)

だから、60という特別な数字が1周で、
それが2回で理論上人間の命の限り。
というのはとても美しいなあ、と考えていた。

(私は物理学者でも数学者でもないので証明はできないけど、
絵を描く人間として、いろんなものを目で観察して、
そんなものが世界のいろんなところに転がってると感じるようになったのです。)

しかし、ジャンヌ・カルマンさんがそれを2歳上回ったということは、
なんだかものすごいもののように感じてしまった。
だって、理論上、を超えるなんて。

賞味期限2か月過ぎたけど食べられるよー
この電池は2年もつって書いてあるけど2年半もったよー
とはわけが違う。
そうだな、たとえば、

この毛糸はぴったり30メートルあるからその範囲内でマフラー作ってね。

で、マフラー編んでしまった。

31メートル使って。

みたいなことに聞こえる。
理論上ってそんなにあいまいなものなのかな。
それ以前にこの記録はほんとだったのかな。
(だれか詳しい人がいたら教えてください。)


カルマンさんは1997年に亡くなっている。
20年ほどまえのこと。


いろんなものを見てきたのだろうな。




ちなみに彼女は20歳のころから喫煙をはじめ、
117歳で禁煙したそうです。






知ったように書いたけどほぼWiki 情報でした。



2016年7月17日日曜日

スケジュール


スケジュールのフライヤーをつくりました。
これからいろんなところで配布したいと思います。

※8月18日のネガポジはノーチャージではありません。ご注意ください。

昨日スローハンドで配ったフライヤーではノーチャージになっていましたが、
4組のブッキングとなったことで変更になったようです。
お知らせしていた皆様には大変申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

9月10日わからん屋のこと


それからこれも大事なお知らせです。

9月10日(土)
ツアーで東京から火取ゆきさんが来られます。
とてもかっこいい歌うたい。
この方もいろんなものと戦っておられるのがひしひしと伝わってきます。
あこがれの人のあこがれの人。
しかもこの日はものすごく久々にベイツカンガルーさんも出演ですし、
フテハリさんも出演。

素晴らしい日になること間違いなしです。
ぜひぜひお越しくださいませ。


9月10日(土)
「火取ゆき ツアー」
京都木屋町わからん屋
出演:火取ゆき(東京)、フテハリ、ベイツカンガルー、フジコ
チャージ2,000円+オーダー
時間未定









SLOW HAND

昨夜のSLOW HANDにお越しいただきました皆様
本当にありがとうございました。

すごく和やかな日だったけど、刺激の多い日でした。

黒一点のKADOYAさんを挟み込む形になり、私はライブ終了後
ゆっくり見ていたのですが、タさきさんのライブと人柄に感動しながら聴いていた。
なんか、すごく刺さってきたなー。

自分のライブとしても1つ大きな変化が見えたような、
ちょっとした転換点のような気がした。
ここで手をゆるめたらするりと逃げていくんだ、もう知ってる。

幸いにも今月はもう1本ライブがあるので
この感じを逃さないように慎重に心を持っていきたいもの。

次回のスローハンドの予定も決めてきました。
スケジュールにあげています。

2016年7月16日土曜日

スイッチ

自分がどんな顔をしていて
どんなふうに行動しているか
自分では案外わからないものだから
他人を通した自分しか顧みる方法がないのである。


自分がどんな顔してるか鏡をみて気にしてるようでは
どうしようもない顔しているんだろうな。


人の顔の良しあしって、ほぼ表情ではないかと思う。
まあもちろん自分の扁平な彫の浅い大きな顔をみて
何も思わないかというと嘘になるけれど、
結局その奥にあるものって
目の表情、笑い方、話し方とか。



そういう意味でつくづく最近の自分が
音楽を始めたころに大っ嫌いだった自分に近づいている気がして
いや間違いなく近づいていてブレーキを探している今です。

だってそういうのって全部ライブに表れるから。
特に真剣に聞いてくれている人にはバレバレだもの。



結局丁寧に一個一個と向き合ってると
ブレーキも見つかるし自分の顔も変わっていくんだろうな。



今日は祇園祭の宵山にして、
スローハンドでのライブです。

京都烏丸丸太町SLOW HAND
出演:タさきフみえ、KADOYA、フジコ
19:00オープン、19:30スタート
チャージ1500円+オーダー


ぜひお越しください。
きっと外は騒がしいから。


2016年7月6日水曜日

幽体離脱のような

また2か月近くあいてしまった。




今回はしばらく家を離れていて、
落ち着いたのでブログ再開します。





やっぱり慣れない環境は苦手だな。
自分がどんなだったかわからなくなる。





いろいろ取り戻すためにまた一人になって
落ち着いて活動したい。
今のままでは浮足立っていてダメダメだ。




8月にもう1本、何年ぶりだろうか。
夜想が決まった。



2016年5月12日木曜日

毎日しゃんと

毎日いちいち一回は姿勢を正すよう意識しないと
知らない間に
がんばっているつもりでも
なんとなく流されてしまうものです。

それは楽
などではなく
案外辛いと
思う。


喜びが少なくなるような。


体が硬直するような
へんな「気合」ではなく



自分で望んで
大胆かつ繊細に



わかってても
むずかしいなー




今年は本数を増やします。


7月のライブ、すでに2本決まっていますが、
あと1本入るかも。

トップのタイトル下に更新しておりますので
ご確認ください。



2016年5月5日木曜日

立体制作

制作記録。


ここ2週間ほど取り掛かっていた作業。














こんな感じです。


2016年4月30日土曜日

次のライブ

来週ご一緒する水津さんが作ってくださいました。


ライブのチラシです。


micaには随分随分まえ、何年も前に
ギターパンダののりをさんを観にいって以来。

小さくて素敵なお店だったと思う。





ふふふ。可愛らしいチラシ。
人柄が表れますね、こういうさらりと描いたイラストには。

2016年4月27日水曜日

今日はこちらに。







若冲との共通点について推されていた


私には全然違うように見えたけど。




まだ何も知らない状態の
今の素直な印象です。



なんというか若冲の方が「自由」で「楽(らく)」「ゆったり」
といったイメージです。



空間がぎっしりでも
線の角度とかがたっぷりしている印象。

2016年4月25日月曜日

こちらに




行ってきました。
























ある意味対照的な性格と人生を歩んだ二人。





しかしどちらの情熱にもたくさんもらった刺激。
熱いうちに。






2016年4月7日木曜日

記録として

何事も二の足を踏んで
放出できない私。


タイミングを逃して
自分が忘れてしまったら
なかったことになってしまうことが
たくさんあるのです。



そういったわけで
駄作でもどんどんアップしていこうと思います。



これとティッシュ箱が描き出せれば
この世の中のものは大抵描けるのかもしれない。







たまご


























なんかいろいろおかしい気がするけれど。
今の私の実力だから
しかたない。



2016年4月3日日曜日

録音

ライブを録音したりすることがあるのですが、


というか初期のころはほぼ毎回録っていたのですが


昨日の夜想のとび入りのを聴いてみました。





・・・





・・・精進します。




大丈夫、よくなるしかない。



2016年4月1日金曜日

連投が続いておりますが…

購入しました。





























やったー!

今日はここに行ってきました。

モードが切り替わったみたいで
前の感覚を取り戻してきた。


いてもたってもいられず、
演奏したくてたまらなかったので


久々に























夜想の飛び入りへ。





本当にここ1週間くらいで
不思議なくらいに切り替わったもんだから
自分でもびっくりしている。





このブログを再開したのも要因の一つかもしれない。




今日は衣装もお店のトイレで着替え
(といっても、ただ黒ずくめの人に変わるだけだけれど)
珍しく時間まで少しあったので
カフェで集中。



そういえばこういう時間も最近は持ててなかったな。





歌い始めた頃は
どうしようもない緊張を抱えたまま
早く現場につきすぎた時間も手伝って
孤独と闘いながらよくカフェに入って
イメージトレーニングなどをしたものです。





衣装でカフェで集中する。
これは、街の中で自分が演者だっていうことを
はっきりと認識するとともに、
久々に孤独と向き合うことができたように思う。






演奏する上でやっぱり孤独は不可欠なものだった。
だって、どこかに、誰かに帰属したままだと
特に私を知らない人にとっては
アウェイな人になってしまうものね。




誰に対しても同じように1対1で向かい合えるためには
やはり精神的にある意味において
’独りである’
ということが大切なのだと思う。




そういうこともあって、
満点ではないにしても
今日の演奏は、
誰かになにか伝わるものだったと思う。




こんなの本当に久し振りだ。




うれしい!!







本当に心の底から。






忘れないように、しばらく行ける限り飛び入りに行き
鍛えようと思う。









DoRED君


いつも橋の上で歌っている
ひとりのうたうたい。



暑い日も
寒い日も



目の前の人が大勢通り過ぎて無視され続けても



マイクを立てて、
騒がしい世の中のことなんてしりません、とばかりに
淡々と歌い続ける男。




DoREDくん。




くん、と呼んでいいのか、年上だったような。




何年か前から、
何度かネガポジで共演したアーティスト。




ネガポジにはその頃ブッキングを行う人が3人いて、
それぞれの名前を冠した「〜ファミリー」などとよばれてた。




その頃店長だった、
今は飲食店をきりもりしている高相さんファミリーとして
私とDoRED君は出演していたものだから、
たくさんいるネガポジ出演者の中で
割と多く対バンになった。




多分私は彼にはなんとも思われていなかっただろうし、
それほど話をしたことがあるわけでもなかったけど、
お客さん同士としてもよく出会った気がする。




路上で歌っているのは知っていた。
その頃はあまりその辺りを通ることもなかったが、
わからん屋で働くようになってから三条大橋の上で歌っているのに何度か出くわし、
会釈をするようなこともあった。





でもある日を境にぱたっと見なくなった。






少し寂しい気分になったのだけど、
何か事情があるのかと思った。
少し寂しい気分になったのは、京都の川のある風景と
彼の歌声が妙にマッチしていたからかもしれない。






ところがある日、彼が歌っているのを見かけた。




彼のステージは四条大橋に移動していた。




三条通りよりさらに人通りが多くなり、
より人の質も業務的に往来するような景色とのコントラストに
すごく胸がざわざわした。






今日も彼はいた。
四条に移動してから見かける時は私はもっぱらバスの中にいる。
大抵考え事をしている時に入り込んでくる。




はっ とおもって窓の外を思わず見る。




ネガポジにいる時に聴くのとはまったく違う。
自分がいつもそこを通る時の景色と彼のコントラストが
なにか空間を歪めるような対比になって
胸がぎゅーとなってたまらなくなった。




純粋なる感動と
自分への後ろめたさが混ざったような感覚。
声は少しずつ小さくなって聞こえなくなった頃には
いつもの祇園の景色になっていた。










次に歩いて通る時に出会ったら
必ずCDを買うと決めている。

















一体感

四条通のバス停のベンチ



座ってぼーっと向かいを眺めていると
線路沿いに立っているような
ザラザラとした感触の振動を覚える。










阪急電車の真上に座っているのだと
その時気づいて




大きなものとつながっているような
私も何かに乗っているような





妙な感覚になりました。





年度末最後のよる。


2016年3月31日木曜日





















あなたはどう思われます?






真夜中に作業されている工員の方はお疲れ様です。





デザインされた方には大変申し訳ないのですが…


私はどうもこの新しいLEDタイプの街路灯が
好きになれないな。




お好み焼きのコテみたい。




直進性の光源ということで
この角度にしなければ用をなさないのは
理解できるのですけども。





ただ古いものに回帰すれば良いというものではない
ということもわかるけれど、
私はやっぱりつぼみタイプの前のデザインのほうが好きです。




黄金比率なのかフィボナッチなのか、
自然の中に含まれる美しい角度、みたいなものを感じて
前からずっと心惹かれるもののひとつです。





設置場所によって
好みの角度のものやそうでないもの、
さまざまあり、
そういうのを吟味しながら歩くという楽しみが
一つ減ってしまいました。

2016年3月30日水曜日

喫茶bar MICA

こんばんは。
今日はどんな1日でしたか?
辛いことがありましたか?
楽しいことはありましたか?



私は
嫌になることと、
何かを思い出して少し掴んだ感じ、
その二つがありました。






さて、女性シンガーソングライターの水津樹さんに
御誘い頂きまして、初めましての中書島 喫茶bar MICA
というお店で歌わせていただきます。



鯉鮎亭ブルマさんは初めまして。





実はとてもとても前にMICAには演者としてではなく
お邪魔させていただくことがありました。
かっこいい美しい女性が一人できりもりされていた
小さな、素敵なお店だった、という記憶があります。




今、ライブは少し怖くはありますが、
一つずつ丁寧に思い出して準備をしています。
気持ちよく演奏できるかしら?




2016年5月7日(土)
京都中書島 喫茶bar MICA
「おんなのひょうげん」
出演:水津樹、鯉鮎亭ブルマ、フジコ
18:30オープン、19:00スタート
チャージ1000円+ドリンク代
(食べ物持ち込み自由)



一昨年お呼ばれした、樋口智美さんネーミングの
名古屋でのイベント
「子宮」
を彷彿とさせるタイトル。


私、あまり「女」であるということを
演奏中に意識することがないもので、
少し不思議な感じがしますが。






2016年3月29日火曜日

銀月アパートメント



銀月の桜、
今年も咲き始めた。



向かいの藤棚とかで酒盛りでもしたい気分だけど
一人でニヤニヤしながら飲んでたら
タダの怪しい人になるな。





おかえり桜、
今回はできるだけ観に行くようにするからな。

2016年3月28日月曜日

絵を描いている

突然ですが、絵を描いています。


自分では絵描きだと思っています。




枚数も全然描いてないし、
ましてやそれで食べているわけでもない。




正直なはなし、
ここだけのはなし、
音楽の才能とかは
全然信じてないのです。



でも、絵の才能はちょびっとだけ、
あるような気がするんです。




だって、歌うのが気持ちよくてたまらない人
ギターが好きで、新しい技術や表現を追求してやまない人
新しい音楽を知って感動しっぱなしの人
そしてそれがずっと途切れない人



そんな人たちには音楽的な部分ではまったく叶いません。




苦しいときのほうが圧倒的に多い。






しかし、私は歌で絵を描いているのだと思います。
出したい雰囲気や色を
単純なコードとリズムと歌い方やらで
表現したいと思ってたんだった。



そういうのを随分忘れていたな
っていうことに気づいたのです。




忘れてないつもりだったのにな、まいったな。




ダンスで表現をする人たちを観させていただく機会がありまして。
「しっくりこないな」
というここ最近の自分の原因に、
はっと気づいたような感覚がありました。

頭でなく、
体で気づいた、思い出した、
そういう感じ。



全然描いていないから、
まだ伸びしろは十分あると思います。



お恥ずかしながら、
絵のほうも今後アップしていけたらと思います。

2016年3月24日木曜日

再開します

阪急と京阪の大阪方面からの風に押し流され、
京都の北東角の吹き溜まりに帰ってきた。






新しいネガポジ。






今日は長野友美さん、山本カナさん、ラスボスみたいな二人のライブ。







ネガポジに到着するまでは
また混乱して息苦しくてたまらなかった今日でしたが、
帰ってきてとても穏やかな今です。






新しいネガポジは、前のネガポジにも増して大好きになった。
相変わらず焼きそばにパクチーをふりかけたようなマスターの山崎さん。
少し狭くなった聞いてたけど、天井高くなってそんなこと全く感じさせなかった。




先輩たちはやはりすごすぎだった。
本当に、体の毒気がぬけて真っ白だ。
いろんな感覚が鋭くなる。






















フジコ、ブログ再開します。