2009年9月14日月曜日



先日素敵な革製品のお店を見つけ、
ブレスレットを買った。

しかし、お気に入りだったので毎日つけてたら
たまたま外したときに入れたポケットから
落ちてしまったようで、
購入してわずか1週間ほどで
行方不明になってしまった。


とっても悲しかったので
昨日またそのお店に行ってみた。


もともと馬具屋さんがアクセサリーや鞄を
作っているところなので、
おそらく切れ端の革を使ってる。
そこの商品はほとんど一点もの。


やはりお店には同じものはおいておらず、
デザイン違いのものがあった。
真鍮のボタンがポイントの生成りのやつやった。


そこのお店のおじさんが、なんともいえへん
いい雰囲気の人で、初対面の人苦手病の私でも
すんなりと話せた。

その日は姿が見えず、あたりを見回すと、
どうやら座ってご飯を食べたはったようで、
頭が少し見え、声をかけてみた。

もぐもぐと口元がしていたので
ごはん中に申し訳なかったなあ、と思いつつ、
笑顔のおじさんに前のブレスレットの話をすると
「そうでしたか〜、ああ〜あれね〜」と言って、
少し考えた後、電話をし始めた。

どうやら真鍮のボタンの在庫を職人さんに
確認してくれていたみたいで、
なんとわざわざ同じタイプのものを
また作ってくれるということ。


ブレスレットが手に入るということ以上に
とてもうれしかった。
色違いのブレスレット買って
お礼を言って帰った。



帰り道、おじさんが私が学生時代のスペイン語の
先生に似てるということに気づいた。

その先生は陽気で優しい日本人のおじさんで、
2年生で授業がおわったあとも、
私ともう一人一緒に受けていた友達の
ためだけに卒業まで授業をしてくれた。

過去にとても辛い経験をしていると知ったとき、
それまで以上にその陽気な先生のことを
尊敬したし、好きになった。


最近はスペイン語もすっかり忘れ、
使うことも無いんやろうなあ・・・。
先生、ごめんなさい。






(写真の背後の「美しい子宮」が
目に入るけど、ジャケ買いしたOL雑誌。
弁解しとくけど。)







0 件のコメント: