2008年10月23日木曜日

当たって砕けず、もたれっぱなし

久々のライブでございました。
ああ、常にまだ不完全燃焼気味な私ですが
来てくれたお客さんにはとっても感謝。
初めてのハコだったからか、
久々だったからか、
なんだかはわからないけれど、
最後までふわふわしたかんじのまま終わったような…。
まだしっくりこなくてうずうずしてる。

しかし、ライブの内容よりももっと基本的な、
機材に関しての反省。
今回初めてエレクトリックギターで弾き語りをしまして、
日の目を見なかったセミアコとVOXのミニアンプを出動させた。
リハ中、PAさんに
「VOLUME(出力)もうちょっと上げてください」と言われたのに
GAIN(入力)も一緒に上げてしまいまして、
「GAINは上げなくていいです!」と言われた。

誰かにかつて「masterはある程度上げておいて
微調整をVOLUMEで」と言われていたのを
「VOLUMEはある程度上げておいて微調整をGAINで」
と脳内で勝手に変換してしまっていて。
恐ろしいのは、もしこれがPA機材にダメージを与えるような
ものだったら・・・ということで。

結果的にはただ「歪(ひず)んでてうるさい」ということだった
のだと思うが、今後万が一自分の無知のせいで高価な
お店の機材を痛めてしまったら・・・
というのを考えてぞぞっとした。
せめて自分の数少ない機材のことくらいは
わかっとかんとなあ、と。
出演後コップを持ちかえるのを忘れたのもすみませんでした。
すぼらなもので。

ぺいーーん、という音が好きでベース音を下げて
いたら案の定共演者の方に
「めっちゃ歌謡曲な感じですね」といわれた。

狙ってない、そっちは狙ってないのにな。
前も「昭和っぽい」と言われまして、
歌謡曲は好きなので全く嫌ではないのですが、
クールさが無くなるのは嫌だなあ。

歌謡曲のイメージって、透明感とか浮遊感とかと
対照的ではないですかー。なんとなく。
それを何とか共存させたくていろいろとやっているけど
まだ全くつかめないなあ、
ステージの上では音楽の方向性とか気にせず
エネルギーでゴン、といけるようにはやくなりたいものだ。

タイトルはね、課題です。
たまに勢いで体当たりするより
弱い力をずーっとかけ続けたほうが着実に前に進む
っていうことね。

わかる…よねぇ?

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