2008年5月21日水曜日

まやかし、ロールキャベツ。

不思議がいっぱいロールキャベツ。

私の母は、野菜をわが子にいかにして食べさせるかに常に苦心している。
でも工夫はしない。
なので、無理が生じる。
「野菜スープ」と言って出てきた、刻んだ野菜に申し訳程度にだしが入った野菜煮込み。
「けんちん汁」と言って出てきた、薄味噌味の筑前煮のようなもの。

ところで、私、ハンバーグとグラタンが好きで、そのいいとこをとったようなロールキャベツ(我が家スタンダードはホワイトソースだった)は小さいころから大好きだった。
しかし料理をするようになってから知った事実。
我が家のロールキャベツの具は50%が野菜。
イメージするに、たまねぎ、及び人参のみじん切りを肉、卵の混合物で辛うじてつないでいる状態。
当然さらにそれをキャベツの大葉一枚でぐるりとくるんでいるわけで、
ロールキャベツ、その構成のほとんどは野菜。しかし「ロールキャベツ」というイメージで、
キャベツというヴェールの中には大好きなハンバーグが潜んでいる、という喜びがある。
あくまで中核には肉。

無理をせず野菜を摂れる、騙されているけど、快く騙されることを引き受けるよ、これからも。

同じ原理できなこおはぎも摩訶不思議。
「あんこ」より、2倍お得な「きなこ」が、いい。

今日のお弁当はコンソメベースのロールキャベツ。わい。

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