2010年9月2日木曜日

無題

ちょっとめんどくさい話をしますが、聞いてくれますか?



私を悩ませていた色々から少しずつ解放されて進み出して
過去を振り返ることが多くなりました。

そして大好きだった曲、大好きだった児童書に絵、
そして自分の曲も、全く間違ってなかったと。


常々より表があれば裏があると思っているわけですが、
実は裏が表で表が裏かもしれないとか、
そして裏と表が同時に同じところに存在するとか。


つまりは裏のある絵や歌には色気やパワーがあると
おもっているわけですが、毒があるものが好きというのとも
通じていると思います。
毒だけの物にもあまり興味ありません。
両方あってこそ、です。


好きなものの共通点を色々さぐっていると、裏とも言えるけど、
さらに言うと「向こう側」という言葉がぴったりだな、と思いました。


たとえば絵画の場合「キャンバスに絵が描いてある。」
と思うのはあまり感情の動かない作品であります。

いっぽう、心動かす作品はキャンパスの淵がそのえがかれた世界への
入り口の窓枠という感覚があります。
もちろん窓枠ですから向こう側にでっかい世界があって、
そこに入っていく自分は絵よりももっとちっぽけです。


(あ、でも「世界観」ということばを多用する人は
信用できないです。
「独特の世界観」と「理解できない」は近似値と
思うからです。
センスあるなし言ってる人はもっと信用できないです。
そういう人は小器用で表面しかみてないような気がするからです。)


テレビで実力派若手歌手と言われている人が歌っていました。
確かに器用にうたうなあ、という感じがしたけどそれ意外は、
特に感情は動きませんでした。
窓枠の中はハリボテのようで向こう側は見えませんでした。


これは私の考えですが、色を感じながら歌うとその色が、
景色を見ながら歌うとそれと良く似た景色が聴いた人にも浮かぶと
おもっているのです。
向こう側を見ている人は演奏している時の目が違うと思います。


もしかしたら人によって向こう側が見えるものが違ったりするのかも
しれないけど、
もしそれを見ないで判断しているのだったら「なんともったいない」思います。


裏が表かもしれないから、
案外現実より向こう側のほうがほんとなのかもしれませんし。







さてさてつうじましたか?
私のせつめいがヘタクソで
わからん、掘り下げたい人がいたらよっぱらった私に
直接突っ込んでください。




9月13日、磔磔もうすぐです。
ぜひお越し下さいね。
5時半開場、6時半スタート、いちばんめのよていです。

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